溺れて、追われて、救われて

私には唯一無二の推しがいます。

接触イベントと、認知

 

 

 

わたしは自他共に認めるコミュ障だ。そのため接触イベントなるものが大の苦手。



それでも直接伝えたい感想や気持ちもあるし、そういう場をなるべく作ろうとしてくれる推しさんなので、それに応えたいという気持ちでも参加している。が、友人との予定を入れることになった場合は舞台ではなく接触イベントの日を提案する。それぐらい苦手だ。 

 

 

接触イベントでは基本業務連絡しか出来ない。

 

「舞台行きました」「素敵でした」「次の舞台も楽しみにしてます」この3点はテンプレ。

お見送りやお渡し会の時は「ありがとうございます」しか言えない。お渡し会は推しさんから直接手渡していただいたということにまず感謝をしたいので必ず「ありがとうございます」は言うのだが、それを言っていたら他のことは何も言えなくなる…時間的に…

たった一瞬の時間でも伝えたいことを伝えられる人は凄いなーと思う(小並感)

 

 

 

 

 

 

認知はされている。

 

コンスタントに現場には行っているので、段々と「自分を応援しようとしてくれてる人」という認識になったのか、顔を見たら反応してくれる。

 

でも、自分から名前は言わないし、手紙の内容やプレゼントの話、祝い花の話もしないし、手紙に接触の話も書かないので顔と名前は一致していないだろう。一致させる方法がない!!!と思っていた…いた。

 

 

以前接触イベントの際に、向こうから顔と名前一致してると捉えられる事を言われた時は唖然とした。その場では何を言われているのか瞬時に理解できなかったが、後々考えたら一致してるという事だよな???と思い、次の機会に勇気を出して「名前知ってるんですか?」と確認したら「うん。〇〇ちゃんでしょ?」と言われて本当に驚いた。何故名乗ってもいないのに知ってるのか聞きたいけど、流石にそれ以上聞ける勇気はない…


 

推しさんすげーーーなーーとしか…

 

 

 

 

ただ顔と名前が一致していると分かってからどうも居心地が悪くて仕方が無い。手紙が出せなくなった。忙しい人だしこれまでも読んでいないことを想定して書いてはいたが、何を書けばいいのかどう思われるのか考えれば考えるほど書けなくなった。

 

プレゼントもよく入れていたのだが、どう思われるだろう。センスないと思われたらどうしよう。

衣類をプレゼントするのが好きだったんだが、着用を押し付けてると思われたらどうしよう。などと考えるとこちらも安易に出来なくなった。


 

周りからも考えすぎだとは言われるが、推しさんの事になると途端に内向的な部分が前面に押し出されてしまう。

 

 

この間の接触の時もループしてるときに「何度も来てすみません」と言ってしまい、あーやっちゃったなと。推しさんからしたら自分でそれだけ買ったんだろ?謝るなら来るなよって話だ。推しさんの前でネガティブなことは言わないって決めていたのだが、申し訳なさが…勝って…しまい……反省してからは楽しくお話するように務めた…… 


 

でも、推しさん優しいのでくそ卑屈なわたしにも「いつもありがとう」と言ってくれるし「(こんなに買って)大丈夫?」と聞いてくれるし、わたしが話すの苦手なのも知ってるからちゃんと待ってくれる。営業だから当たり前じゃない?と思うようなことでもわたしにとってはとても優しくてとてもありがたい。


 

 

接触してお話出来ることを当たり前だと思いたくないし、1回1回全てを大事にしたいので慣れたくないなって気持ちもある(一生慣れないとは思うが)


でも推しさんの前で噛み倒したりしないぐらいには接触が上手くなりたいものだ