溺れて、追われて、救われて

私には唯一無二の推しがいます。

このブログについて(20.08.02更新)

▽推しさんについて

名前や公演名等は出しませんし、安易に特定出来るような内容は書きませんが、記事を書く以上完全に隠し切ることは出来ないので、見る人が見れば分かると思います。

推しさんは舞台を中心に活躍する若手俳優さんです。最近は活躍を様々な場に広げています。

何度か二推しを作ろうと試みたのですが、毎回「このお金を推しさんにかけた方がいいな」と思ってしまうので、気になる作品等は観劇しますが、応援しているのは推しさんだけです。



▽書き手について

成人済み社会人都内在住。お休みは暦通り。推しさんと出会って丸7年。





※随時加筆修正していきます。

オタクは気狂いだと思う


推しさんの舞台が大千秋楽公演を迎えてから1週間が経った。スーパーへ行く以外は自粛をしており暇なので更新するに思い至った。



今回の公演は本来は演劇としてやる予定だったが情勢を鑑みて朗読劇となった(朗読ではなかったことは言及しないでおく)公演が発表された時に迷うことなく全公演行くことを決めた。早々とタイトルの回収をするが、気狂いだと思う。



5ヶ月ぶりに板の上で芝居するのを観られるのだと思うと迷いはなかったが、不安はあった。劇場に行くのが怖いというわけではなく自分が感染してこの作品や推しさんに迷惑をかけてしまうことが怖かった。



いくら推しさんや運営が感染対策を行っていると言っても、じゃあ大丈夫ですねはい楽しみです。とはなれない。それでも全公演行くと決めてチケットも確保したのだからやはりオタクは気狂いだと思う。




無事に公演初日を迎え、5ヶ月ぶりに観た推しさんの芝居はただただ最高だった…美しかった…生きていてよかったと思えた今生きていると思えた生かされていると思えた。



推しさんの芝居を見られないこの5ヶ月オタクとしての自分は死んでいたと言っても過言ではない。期間中に配信での芝居を見る機会は何度かあったがやはり劇場で観る芝居に代わるものではなかった(もちろん配信で見る推しの芝居も最高なことに変わりはない)




公演初日に2週後の追加公演が発表された。気狂いかと思ったが迷うことなく全公演チケットを確保し追加も合わせて全10公演行った。気狂いだと思う。



地方住みや実家暮らしだったら行かなかったと思うが、その場合わたしは上京していたと思うしひとり暮らしを始めるだろうなと思ったのでやはりオタクは気狂いだと思う


(オタクと一括りにしているが同じ状況下でも“控える”ことの出来るオタクもいる)(お前と一緒にすんな)




気狂いだろうが全10公演客席から見届けられたことに勝る幸せは今のわたしには無い。




残り1週間も暇を持て余しながらしっかりと自粛しようと思う。

手紙について

 

 

先日推しさんの出演する舞台が終わった!!お疲れ様!楽しかった!!地方公演もあり意気揚々と全箇所行くぞーと思っていたが、仕事の都合で1箇所だけ行けず…残念無念…でも千秋楽まで悔いなく観劇することが出来た

 

 

以前名前と顔の認知されてると分かってから推しさんに手紙が書けなくなった。と書いたが、イベントの時に推しさんから「最近忙しいの?」って聞かれ、頭にクエスチョンマーク浮かべながら「全然忙しくないです」と答えたら「時間ある時でいいから手紙待ってるよ」と言ってくれて…読んでるなんて思っていなかったけど、読んでるんですね。手紙来ないと気になるもんなんですね。

 

 

書かなかった期間で、わたしとって手紙は大切なツールだったんだと感じていた。

Twitterのリプが出来ないタイプのオタクなので自分の感想を伝える場は手紙しかない。何かある度に手紙に書きたいなと思っていたので、公演期間中は恥ずかしいとかどう思われるだろうとか何も気にせずに思ったこと感じたことを全て手紙に書いた!!!!!たくさん書いた!!!!!!!

 

 

 

ここからはこれまでのわたしのお手紙事情をつらつらしようかと思う。

 

 

 

 

・出す頻度

書きたいことがある時に書いて出している。直前のお仕事のことや、解禁されたお仕事のこと、舞台の感想等を書いていると割かし毎現場ごとに出すことに…

現場入る度に書く等の決まりはない。

 

 

・レターセット

読まずとも出欠確認になるといいなと思っていたのと、ずっと応援してるファンがいるという自信に繋がればいいなと思い、毎回同じものを使っている。

 

 

・枚数

通常サイズのものを2~3枚。文字は小さ過ぎず大き過ぎずだと思う。

 

 

・下書き

必ずする。スマホのメモ機能を利用します記録としても残るので。

手紙に書きたいなと思ったことをその場で打ち込んで、下書き書く時にそれを見ながら書くようにしている(書きたい!と思ったことをすぐに忘れるので)

 


・書くタイミング

なるべく前日までには仕上げるようにしますが、当日余裕があると分かればカフェ等で書くこともある。その場合も下書きは前日までにしている。

 

 

・内容

基本的に推しさんを褒めちぎり倒す。ネガティブな事やダメ出し等は書かない。

もちろん推しさんに良くなって欲しい!推しさんが他者から勘違いされたら嫌だから心を鬼にしてダメ出しする。というのもいいとは思う。

わたしは推しさんよりも年下だし、ダメ出しなんてする立場ではないと思うし、お芝居に関しても素人のわたしが口出しするなんて烏滸がましいと思うので…

忙しかったり疲れている中で読んでくれるのならば、読んでいて嬉しい楽しい気持ちになる手紙を書こうと心がけている。

どうしても良くなかったなと思うことについてはアンケートを書いたり、事務所に意見としてメールを送る。そういう事例は過去に1度しかないですが。

 

 

・その他

接触では絶対に手紙の内容については触れません

「手紙読みました?」とか「変なこと書いてすみません」とか「手紙に書いた〇〇のことなんですけど」とか、わたしが言われる立場だったら面倒臭いなと感じてしまうだろうし、そもそも読んでいないものだと思い込んでいたのでそんなに図々しく出来ない。

 

それから、名前を書く時は名字+さん。これは絶対

 

 

 

 

振り切って「天才です!!」「世界救いました!!!」「キキララちゃんかと思いました!!!」とかよく分からない言葉を羅列してるので、コイツ馬鹿だなって思われているだろうな…

でも振り切ったおかげで手紙書くのは楽しくなった

 

レターセット無くなりそうだから買い足さなければ


 

 

 

接触イベントと、認知

 

 

 

わたしは自他共に認めるコミュ障だ。そのため接触イベントなるものが大の苦手。



それでも直接伝えたい感想や気持ちもあるし、そういう場をなるべく作ろうとしてくれる推しさんなので、それに応えたいという気持ちでも参加している。が、友人との予定を入れることになった場合は舞台ではなく接触イベントの日を提案する。それぐらい苦手だ。 

 

 

接触イベントでは基本業務連絡しか出来ない。

 

「舞台行きました」「素敵でした」「次の舞台も楽しみにしてます」この3点はテンプレ。

お見送りやお渡し会の時は「ありがとうございます」しか言えない。お渡し会は推しさんから直接手渡していただいたということにまず感謝をしたいので必ず「ありがとうございます」は言うのだが、それを言っていたら他のことは何も言えなくなる…時間的に…

たった一瞬の時間でも伝えたいことを伝えられる人は凄いなーと思う(小並感)

 

 

 

 

 

 

認知はされている。

 

コンスタントに現場には行っているので、段々と「自分を応援しようとしてくれてる人」という認識になったのか、顔を見たら反応してくれる。

 

でも、自分から名前は言わないし、手紙の内容やプレゼントの話、祝い花の話もしないし、手紙に接触の話も書かないので顔と名前は一致していないだろう。一致させる方法がない!!!と思っていた…いた。

 

 

以前接触イベントの際に、向こうから顔と名前一致してると捉えられる事を言われた時は唖然とした。その場では何を言われているのか瞬時に理解できなかったが、後々考えたら一致してるという事だよな???と思い、次の機会に勇気を出して「名前知ってるんですか?」と確認したら「うん。〇〇ちゃんでしょ?」と言われて本当に驚いた。何故名乗ってもいないのに知ってるのか聞きたいけど、流石にそれ以上聞ける勇気はない…


 

推しさんすげーーーなーーとしか…

 

 

 

 

ただ顔と名前が一致していると分かってからどうも居心地が悪くて仕方が無い。手紙が出せなくなった。忙しい人だしこれまでも読んでいないことを想定して書いてはいたが、何を書けばいいのかどう思われるのか考えれば考えるほど書けなくなった。

 

プレゼントもよく入れていたのだが、どう思われるだろう。センスないと思われたらどうしよう。

衣類をプレゼントするのが好きだったんだが、着用を押し付けてると思われたらどうしよう。などと考えるとこちらも安易に出来なくなった。


 

周りからも考えすぎだとは言われるが、推しさんの事になると途端に内向的な部分が前面に押し出されてしまう。

 

 

この間の接触の時もループしてるときに「何度も来てすみません」と言ってしまい、あーやっちゃったなと。推しさんからしたら自分でそれだけ買ったんだろ?謝るなら来るなよって話だ。推しさんの前でネガティブなことは言わないって決めていたのだが、申し訳なさが…勝って…しまい……反省してからは楽しくお話するように務めた…… 


 

でも、推しさん優しいのでくそ卑屈なわたしにも「いつもありがとう」と言ってくれるし「(こんなに買って)大丈夫?」と聞いてくれるし、わたしが話すの苦手なのも知ってるからちゃんと待ってくれる。営業だから当たり前じゃない?と思うようなことでもわたしにとってはとても優しくてとてもありがたい。


 

 

接触してお話出来ることを当たり前だと思いたくないし、1回1回全てを大事にしたいので慣れたくないなって気持ちもある(一生慣れないとは思うが)


でも推しさんの前で噛み倒したりしないぐらいには接触が上手くなりたいものだ




 

 

令和。

 

 

元号が平成から令和に変わりまして、平成という時代に「推しさんと出会えた」という感傷に浸り、推しさんのファンとして過ごした日々を思い返していたりした。


 

推しさんはわたしの世界を広げてくれた。人として成長させてくれた。出会えて良かったと心から思う。

 

 

 

出会いも好きになるのも全て偶然で、6年経った今でも不思議に思う。


 

平成最後の年は様々な事があった。楽しいことばかりではなく、悲しいこともたくさんあった。それでもそのおかげで考えることが出来た。自分のこと、推しさんのことたくさん考えた。 

 

そうしてわたしは「楽しくオタクする」という目標を自分の中に掲げた。

推しさんのことはこれから先もきっとずっと好きだ。降りるわけではない。

でも、今までとは違う気持ちで推しさんを見守りたいと思う。

 


新しい時代「令和」彼はますます活躍の場を広げたくさんの人と出会いたくさんの人に愛されると思う。そう願いたい。そうであって欲しい。

 

 

これからも私の唯一無二です。