溺れて、追われて、救われて

私には唯一無二の推しがいます。

オタクは気狂いだと思う


推しさんの舞台が大千秋楽公演を迎えてから1週間が経った。スーパーへ行く以外は自粛をしており暇なので更新するに思い至った。



今回の公演は本来は演劇としてやる予定だったが情勢を鑑みて朗読劇となった(朗読ではなかったことは言及しないでおく)公演が発表された時に迷うことなく全公演行くことを決めた。早々とタイトルの回収をするが、気狂いだと思う。



5ヶ月ぶりに板の上で芝居するのを観られるのだと思うと迷いはなかったが、不安はあった。劇場に行くのが怖いというわけではなく自分が感染してこの作品や推しさんに迷惑をかけてしまうことが怖かった。



いくら推しさんや運営が感染対策を行っていると言っても、じゃあ大丈夫ですねはい楽しみです。とはなれない。それでも全公演行くと決めてチケットも確保したのだからやはりオタクは気狂いだと思う。




無事に公演初日を迎え、5ヶ月ぶりに観た推しさんの芝居はただただ最高だった…美しかった…生きていてよかったと思えた今生きていると思えた生かされていると思えた。



推しさんの芝居を見られないこの5ヶ月オタクとしての自分は死んでいたと言っても過言ではない。期間中に配信での芝居を見る機会は何度かあったがやはり劇場で観る芝居に代わるものではなかった(もちろん配信で見る推しの芝居も最高なことに変わりはない)




公演初日に2週後の追加公演が発表された。気狂いかと思ったが迷うことなく全公演チケットを確保し追加も合わせて全10公演行った。気狂いだと思う。



地方住みや実家暮らしだったら行かなかったと思うが、その場合わたしは上京していたと思うしひとり暮らしを始めるだろうなと思ったのでやはりオタクは気狂いだと思う


(オタクと一括りにしているが同じ状況下でも“控える”ことの出来るオタクもいる)(お前と一緒にすんな)




気狂いだろうが全10公演客席から見届けられたことに勝る幸せは今のわたしには無い。




残り1週間も暇を持て余しながらしっかりと自粛しようと思う。